高速鉄道のメリット

カリフォルニアにも新幹線のような高速鉄道を通そうと話が進んでいるが、そのメリットは単なる時間の節約だけではない。

How High-Speed Rail Can Help Expand the Economy – Creative Class

It’s been hard to justify high-speed rail (HSR) projects in terms of conventional cost-benefit analysis.

標準的な費用便益分析では、交通機関の便益は時間の節減である。利用者がどれくらいいて、何分短縮出来るか、そして時間の価値はいくらかといったことを考える。しかし、高速鉄道のメリットはそれだけにとどまらない。

First, HSR expands the labor pool available to firms, bringing talented workers from nearby centers within commuting distance and thus expanding the quantity and quality of available employees.

通勤が短縮されることで、企業にとってはアクセスできる労働者のプールが拡大する。

Second, HSR makes more jobs available to workers without making them have to relocate and move to a new home.

逆に雇用される側にとっても引っ越すことなく職を変えることができる。労働市場が大きくなれば、高度に専門化された人材の市場が発達する。

Third, HSR extends the benefits of other expensive, productivity-enhancing infrastructure such as airports across broad regions.

労働市場が拡大するだけでなく、空港・大学のような生産性を上昇させる大規模な施設を利用できるようになる。同じメカニズムは娯楽施設にも当てはまる。人口10万人の街では採算の取れない施設が人口100万人の都市では有効に活用出来る。

これらのメリットは都市への集積化の一般的利点だ。アメリカでは公共交通機関が発達していないので、効果は大きいだろう。