お寿司のマグロは偽物

DNA鑑定でマグロ属の魚を判別したところ、寿司屋のマグロの多くがマグロじゃなかったという話:

PLoS ONE: The Real maccoyii: Identifying Tuna Sushi with DNA Barcodes – Contrasting Characteristic Attributes and Genetic Distances via Slashdot

研究自体はマグロの真贋を調査するのが目的ではなく、鑑定方法を提案しているようだけど、調査結果は気にかかるものだ:

A piece of tuna sushi has the potential to be an endangered species, a fraud, or a health hazard. All three of these cases were uncovered in this study. Nineteen restaurant establishments were unable to clarify or misrepresented what species they sold. Five out of nine samples sold as a variant of “white tuna” were not albacore (T. alalunga), but escolar (Lepidocybium flavorunneum), a gempylid species banned for sale in Italy and Japan due to health concerns. Nineteen samples were northern bluefin tuna (T. thynnus) or the critically endangered southern bluefin tuna (T. maccoyii), though nine restaurants that sold these species did not state these species on their menus.

多くのレストランが自分たちの扱っているマグロの種類を特定できておらず、白マグロとされている魚はアブラソコムツ(Escolar)だったという。アブラソコムツは深海魚で大トロに似た味の脂身をもっているが、人体で代謝できず有害なワックスエステルで構成されており日本では販売が禁止されている。

効率的に品種を判定できることはこうした偽装問題の解決への道を開くものだ。あとはいかに低コストで効率的にエンフォースするかだろう(参考:著作権侵害の取り締まり)。

お寿司のマグロは偽物” への4件のコメント

  1. 怖いですね。なんかアメリカの寿司屋で食べてしまった気もするんだよな。。。個人的にはビンナガはマグロよりおいしい気がします。

  2. 外食するときは寿司とインドカレーばっかです。ベイエリアではマシな魚を使っていると信じたい。

  3. ぎょぎょっ。Escolar、食べたことがあるような気がする。確かにalbacoreチックで美味でしたが…。

    マグロに関しては、NorthernだのSouthernだのって、元の形を見てれば認識も可能かもしれませんが、柵になって現れたら、もうお手上でしょう。もう値段で見極めるしかないですねえ。

    超高級鮨屋さんとかならちゃんと見る目が養われてるかもしれないけど、アメリカのSushi Houseとかにそれを望むのはちょっと無理があるかなあ。

  4. いやまあ多少食べても大丈夫っぽいよ。本物のほうが高いから意図的に使ってるでしょう。

    コロラドとか寿司屋やってるだけ偉い。

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