高額ボーナスと業績

Dan Arielyの新刊「The Upside of Irrationality」から:

How Much Should We Pay Banking Executives? Less

We replicated these results in a study at MIT, where undergraduate students were offered a chance to earn a very high bonus ($600) or a lower one ($60) by performing two four-minute tasks: one that called for some cognitive skill and another that required only mechanical skill.

頭を使う作業と単純作業に大きなボーナスのチャンスと小さめのボーナスのチャンスを組み合わせるとどうなるか。

We found that as long as the task involved only mechanical skill, bonuses worked as we usually expect: the higher the pay, the better the performance.

単純作業の場合には大きなボーナスのチャンスがある方がパフォーマンスが上がるという常識的な結果が得られる。

But when the task required even rudimentary cognitive skill, the outcome was the same as in the Indian study: a potential higher bonus led to poorer performance.

しかし、頭を使う内容が少し入るだけで、大きなボーナスがあることでパフォーマンスは下がってしまうそうだ。これが正しければ、大きなインセンティブプランを与えることでお金がかかるだけでなく、パフォーマンスまで下げてしまうことがあり得る。

When I presented these results to a group of banking executives, they assured me that their own work and that of their employees would not follow the pattern we found in our experiments.

ちゃんとオチもついていて、銀行の重役にこの話をしたところ、自分たちの産業にはこのパターンは当てはまらないと答えたそうだ。まあ、彼らの目的は業績を上げることではなく高い報酬を得ることなので当然と言えば当然の返答ではある。

高額ボーナスと業績” への5件のコメント

  1. ピンバック: Tweets that mention 高額ボーナスと業績 » 経済学101 -- Topsy.com

    • オープンソースについては主な原動力は就職に有利・技術習得になる・自分のビジネスにプラスという当たりかと思ってます。

  2. “Superstar CEOs” Malmendier and Tate,Quarterly Journal of Economics, November 2009, vol. 124(4), pp. 1593-1638.
    これによると、高額のCEOは役に立たないそうですw

    • 自分が創業者の場合は大丈夫な気もしますが、その場合給料というよりもシェアなのでやはり関係ないかもしれません。

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