このブログを始めて一ヶ月経ったので方向性についての総括でも:
- 主なエントリーは英文記事の紹介及びそれに対するコメント
- 紹介される記事は主に経済・ビジネスやメディア関連
- 個人的な話題は稀
- 書評はあまり書く気が起こらない
第一点については予想通り。完全な個人用ブログを除けば、多くのブログは記事の紹介を主なコンテンツとしている。情報が大量にある世の中ではフィルター機能が重要となる。また私が毎日チェックするサイトの95%以上は英文なので紹介する記事が英語になるのは自然だ。
第二点も現在の興味のあり方からすれば妥当か。自分の強みから考えても望ましい。コンピュータ関係の内容がほとんど無かったのは新しい傾向だ。
第三点はバランスが難しい。ブログは一種のニュースサイトではあるが、通常書き手をキーにしてアグリゲイトされている。書き手の個性を出すことは必要であるが過剰になると普通の読者には読みにくくなる(実際チェックしている大量のブログの一つが旅行日記などを続けて掲載すると購読を外そうかと思うこともしばしばだ)。ヘビーユーザーについては、個人的な話題を省いたRSSを明示すればよいだろう。
第四点は意外だ。ブログを始めた時点では書評を書くのは主な目的な一つだった。八月・九月で七・八冊は読んでいるが一回しか書いていない。単に書評を書くのは普通の記事に比べ時間がかかるということもあるが、最大の理由は書評を書く程の本はあまりないことだろう。まあ気が向いたときだけ書評を書き、普段は本の名前を紹介するだけで十分だろうか。
今後の展開としてはこのまま経済・ビジネス・メディアについて記事の紹介及びコメントをつけるという形で構わないだろう。需要面においては、ビジネスやITに興味のある人は多い。またそのような人々にとって英語の記事は特に問題ではない乃至勉強になる程度のものだろう。供給面においては、これらのトピックについてきちんとした意見を述べている人は実は少ない。特に英文記事については翻訳などを行っている一部出版社を除けば非常に珍しいといってよい。これに書評や個性を出すための記事を混ぜていく形でよいだろう。あとはプロモーションだろうか。