More Students Turning Illegally To ‘Smart’ Drugs : NPR via Freakonomics
アメリカの大学で試験前にアンフェタミン(アデラル)やメチルフェニデート(リタリン)が使用されることが問題になっているそうだ。
Students say Adderall and its cousin Ritalin are easy to get — bought and sold in the library, the cafeteria, the dorm, pretty much anywhere on campus. The going rate, they say, is typically $5 a pill. Unless it’s exam week. Then, supply and demand kicks in and the price can shoot up to $25 a pill.
They say the main source for the drugs are students who have prescriptions to treat their attention-deficit disorder.
もとはADHDやナルコレプシーの学生に処方されたものが一般の学生の間で売り買いされている。これはアメリカにおけるADHDの認識の高さと学生間での各種薬物流通の(ひどい)現状による。試験前になると明らかに価格が上昇するというのは学生の計画性のなさを表しているのだろうか。
倫理以前に中毒症状の問題がある。
Although Adderall and Ritalin might sound like wonder drugs that can help students study for hours, the drugs are amphetamine-based.
共にアンフェタミン系の覚醒剤の一種であり、中毒症状がある。
共に処方箋なしでの服用は違法なので対策は他の処方薬同様で構わないだろう。発見した場合には法律で対処すると同時に組織的な市場取引を困難にすればよい。大学構内での見回り、インターネット上のサイトの摘発などで十分だ。そもそも処方薬を本人が服用したかを本当に確認する方法はないのである程度の流通は防ぎようがない。
Farah describes a college survey in which as many as 25 percent of students on some college campuses have used these study drugs in the past year.
大学生の1/4がこの一年でこれらの薬を摂取したとされている。こうなると最大の問題はアメリカにおいて薬物流通経路が大学や高校において確立してしまっている点だろう。多くの学生は薬物について大っぴらにしゃべっているし、誰かがそれを取り締まるという危機感は全くない(だから調査をすると使ったことがあると答えるわけだ)。