ベジタリアン思想の根底にある動物の権利については前に書いたけど(参考:どうして鯨漁は無くならないか)、そんな問題はまるっきりなくなっちゃうかもしれない:
Meat grown in laboratory in world first – Telegraph
Researchers in the Netherlands created what was described as soggy pork and are now investigating ways to improve the muscle tissue in the hope that people will one day want to eat it.
SFではお馴染みかもしれないけど、人工の肉が作られたそうだ。
The scientists extracted cells from the muscle of a live pig and then put them in a broth of other animal products. The cells then multiplied and created muscle tissue. They believe that it can be turned into something like steak if they can find a way to artificially “exercise” the muscle.
細胞を培養したものなので、クローンした動物を屠殺するわけではない。
Animal rights group Peta said: “As far as we’re concerned, if meat is no longer a piece of a dead animal there’s no ethical objection.”
PETAですらこうして製造された肉を食用にすることには異存ないようだ。
まだ実際に人間が口にするところまでは辿りついてはいないが、こうした技術が発展し、価格面で通常の畜産を凌駕するのは時間の問題だろう。
肉を生産するためにはの数倍から数十倍の穀物が必要であることや、肥育牛による温暖化ガス(メタン)の発生を考えても望ましい流れかもしれない。
イクラなんかもコピー食品が多いようですが、植物性の油脂を使っているので本物より健康に良いと聞きました。でも価格弾力性が低いものの値段を下げても得をする業者は少ないわけで、この手の流れに反対するのはいろいろとお金になりそうですねー。
既得権益を持っている人は大声で批判するでしょうね。人工肉は不気味だみたいなキャンペーンは確実に起こりそうです。
Charlton Hestonが映画の最後で叫んだ、”Soylent Green is people!”を思い出しました。
まだお生まれになっていない頃の映画ですね。当方高校生の時に映画館で見た世代です。
こんばんは。コメントありがとうございます。
SFは結構好きです。今検索させて頂きましたが面白そうな映画ですね。ぜひ見てみたいと思います。