結婚や離婚が適正体重を維持するインセンティブに大きな影響を与えるという(当たり前の)話(NYTの元記事、参照論文):
まずは結婚を境にしたBMIの変化がグラフになっている。非常に分かりやすく結婚を機にBMIが急上昇していく様が見て取れる。結婚相手を探す必要がなくなるためにダイエットするインセンティブが減るという以外にも多くの理由が考えられる:
- 共同生活によって自炊をして食べる量が増える
- 二人だとデザートを食べることが多い(これはデート中でも同じか)
- 結婚と出産が重なっている
- ホルモンの影響
- 同居によるストレス
逆に離婚後のBMIの急減も明らかだ。特に女性で体重減少が甚だしい。これもまた、結婚市場での価値だけでなく様々な要因で説明できる:
- 別居によるポーションの現象
- 離婚に伴なう心理的な要因
- そもそも太り過ぎてたのが離婚の一因
さらっと眺めた限りでは特にこれらのファクターを分離している様子はないが、結婚相手を探しているかがダイエットするかどうかに強い影響を与えているのは明らかだろう。
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いつも楽しく拝見させていただいています。
私自身でなく彼女が気づいたことなのですが、一番大きな値(~0.02)の場合でも体重の増加はせいぜい60グラム程度です(身長は平均165cmとして計算)。統計的に有意でも、実際の意義はあまりありません。
どう思われますか?
例えば160cmで50kgの人のBMIは19.53で、2%減少すると19.14、対応する体重は49kgで1kgの減少となるように思いますが…。
パーセンテージですね。勘違いのうえでのコメント、申し訳ありません。身長が変わらないとしたら、体重の変化率=BMIの変化率ですね。返信ありがとうございます。
いえいえ、またコメントどうぞ:)
元の論文まで遡って読む気力がありませんが、BMIの絶対値によって分けたサブサンプル上でのトレンドとか見てみたいですね。
出会い時あるいは結婚時に既にデブっている方なら堂々とデブったままでも正直気にしないのではないかなと思います。
確か固定効果は入っていたような気がしました(一文一文読んだわけではありませんが…)。
その差を使って市場価値上昇のためのダイエットとそれ以外の体重減少を分離できるかもしれませんw。
最近、私の職場で女性二人が婚約破棄と失恋で
20KG以上も痩せちゃったみたい。
二人とも日本的にはポッチャリさんだったので
今は日本で言う美容体系に近くなったけど、
痩せた期間が2~6ヶ月でみるみる
しぼんでしまったみたい。
それ以前に何度もダイエット挑戦していた二人なので、
失恋って一番のダイエットなんだと私も再確認したところでした。
失恋で痩せてしまうというのはエヴォリューショナリーにも好ましい反応ではありますね。配偶者がいないわけですから妊娠のために体重を増加させる積極的理由もありませんし。
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げんき~~~?
今最高裁民事局にいます。
民事訴訟件数の増加が大問題になっているのですが、弁護士数の増加と相当の因果関係があるも、他の要因も考慮しなきゃいけないと思ったりして、りおんくんがもし興味があったら、たまには司法関係で考えてみてくれたらいいなあ。7月から外務省に行きます。ではでは。多
多香子さん、こんにちは。メール送りますね。
弁護士数増加が民事訴訟件数増加の最大の原因ではありますが、企業や個人の契約に対する態度が変わってきているというのもありそうですね。
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