アフリカの大きさ

一言で言うと、アフリカって超でかいよね、という話だが絵になると分かりやすい。

Look what my good friend KaI Krause has done. The true size o… on Twitpic

真ん中のアフリカ大陸にアメリカ、中国、インド、ヨーロッパ、そして日本が敷き詰められている(日本は南東の端っこだ)。右側に世界の国々が面積順に並んでいる。

A survey with random American schoolkids let them guess the population and land area of their country. […] the majority chose “1-2 billion” and “largest in the world”, respectively.

左下を見ると、アメリカの学校の生徒にアメリカの人口と面積をたずねたところ、過半数が10-20億人で世界最大と答えたという残念なお知らせが紹介されている。

Even with Asian and European college students, geographical estimates were often off by factor of 2-3.

アジアやヨーロッパの大学生でも二倍三倍はズレがあるということ。その原因の一つは面積を適切に表示しないメルカトル図法にあると主張している。

これはWikipediaのメルカトル図法のページにある二つの地図だ。上がメルカトル図法、下が面積比を維持するサンソン図法だ。メルカトル図法で緯度の低い地域が小さく表示されることや、赤道がおそらく多くの人が思っているよりも南にあるのが分かる。小中学校などで地球儀や異なる投射法に基づく地図を利用するのも大事だろう。

アメリカの喫煙率

アメリカの喫煙率を視覚化した地図:

What are the effects of smoking bans? – Statistical Modeling, Causal Inference, and Social Science

殆どの州で25%以下でありカリフォルニアに至っては15%以下だ。バークレーでは喫煙者を見かけることは非常に稀だ。むしろマリファナを吸っている人の方が多い。

車社会

アメリカの車社会度合いよく示しているマップがあった:

Driving Alone: D.C. Is Greenest – Economix Blog – NYTimes.com

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色の濃い州ほど、単独で自動車通勤をしている人の割合が高いことを示している。都市部では公共交通機関の発達やカープーリングの導入などにより色が薄くなっている。しかし、むしろ興味深いのは絶対的な水準だ。

The District of Columbia and New York — whose residents are heavily dependent on public transportation — had the lowest rates of solo commuters, at 37.2 percent and 53.7 percent.

ワシントンDCとニューヨークがもっとも公共交通機関に依存した州とされているが、それでも一人で自動車通勤する人の割合は37.2%と53.7%だ。日本での正確な数字は分からないが検索したら見つかった古い内閣府の調査によると人口30万人以上の都市部では20%というところだ。

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アメリカのマクドナルド分布

直近のマクドナルドからの距離(as the crow flies)に比例して色付けされた全米マップ:

McDonald’s. Yes, They Really Are Everywhere | GeekDad | Wired.com

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こういうマップを自動的に作ってくれるソフト・サービスを作れば結構面白いかなと思う。もちろんArcGISとか使えばできるけど敷居が高すぎる(ライセンスも厳しすぎる)。住所ないし座標のリストをインプットして描画する地図の種類、それに色彩などの設定ができれば十分。多少不正確にはなるだろうけど、Google Mapの外部APIを使えば割合簡単にできるだろう。