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問題のエントリーは保存してありますが著作権の問題があるかもしれないので公開していません。以下に引用してあるほぼ丸写しの部分で元記事の八割以上です。
追記:現在までの経緯
- 剽窃行為が行われる
- アクセス解析で発覚、相手ブログのコメント欄で抗議、本検証記事の執筆
- ご本人からコメントあり。参照先の訂正だけが行われるが、相変わらず盗作状態は続く
- こちらは、記事の削除ではなく、適切な引用および剽窃行為があったのことの明示を求める(本ブログおよび相手ブログのコメント欄)
- 対応がなされないまま一日経過。その間にも相手ブログは更新される
- 誠意がみられないので、要求を当該ポストの削除および謝罪の掲示に切り替える
- 再びご本人からコメントがあり、当該ポストの削除のみが行われる
- 現在:事実関係の説明および謝罪ポストを要求中
最初のコメントでは:
気を悪くされたみたいで申し訳ありませんでした。LINKについては即刻、訂正させていただきました。私は以下の信条でサイトを運営しております。
http://d.hatena.ne.jp/keitaro2272/20091107/1257543330
お気に召さないようでしたら、即刻記事を削除いたします。
追伸:他記事において参考にさせていただいた様々なブログ主様とは記事のリライト等を通じて交流させていただいています。できれば、rionaoki様とも交流を継続していきたいと考えております。厚顔無恥を重ねてお許しください。
とあるが、剽窃行為を自分の信条として正当化、単なる盗作を記事のリライトを通じた交流(!)と称している。二回目のコメントでは、
手前の都合上、返信が遅れてしまいました。思想の違いは乗り越えられそうにありませんので、元記事は削除したいと思います。ご迷惑をおかけしました。そして、当ブログとは今後リンクを貼らないことを約束いたします。まことに申し訳ありませんでした、
剽窃行為の指摘をまたも思想の違いと主張している。剽窃行為は剽窃行為であって、他人の文章をあたかも自分が書いたように見せ掛けることは正当化できないことだ。当該エントリーは削除されているが、既にそれを読んで彼が執筆したと勘違いした読者は多数いると考えられ、引き続き事実関係の明示並びに謝罪の記事掲載を求めていく次第である。
検証
まるで自分が書いたのでは錯覚するほどに、自分のエントリーとそっくりな文章を発見した。事実関係としては、
- ビジネスをしてお金を稼いで社会のためになろう(12/11)に酷似した記事、「金儲け=悪」という方程式は成り立つか(12/24)が公開されている
- 記事中には参考記事の最後に「金儲け=悪」の話を絵で説明してみるへのリンクはあるが、ビジネスをしてお金を稼いで社会のためになろうへのリンクはない
- これは本質的な問題ではないが、どちらの記事へもトラックバックはない(アクセスログのリファラーで気付いた)
- 当該記事(「金儲け=悪」という方程式は成り立つか)中で私の記事どちらからも引用はない
- 私の(参照されていない)記事と当該記事との類似性は結果として似たというレベルではない
問題は以下だ:
- 参照した文章を明示する必要がある(リンクが不適切)
- 引用であることを明示する必要がある(引用になってない)
- 改変して自分の文章とすることは許されない
これは学術的には当たり前のことだし、著作権上も黒だろう。検証を行っても新しい文章がこの世に出るわけでもなく時間の無駄であるが剽窃と言わざるをえないのでここで明らかにしたい。悪気はないという可能性もあるが、この程度のことはレポートを一度でも書いたことがあれば分かることだ。
二つの文章を読めば明らかだが、以下、二つの記事がどれほど酷似しているかを順に検証する。当該記事からの引用と私の(リンクされていない)記事からの引用を対比していく。わかりやすいように後者はイタリックとする。
「金儲け=悪」という方程式は成り立つか – keitaro-news
そもそも『金儲け』するためにはいったいどうすればいいのでしょうか。簡単な金儲けの例を挙げますと『お客に商品やサービスを提供して代金を支払ってもらう』ことです。その商品やサービスが1000円だったとすれば、原価を除いた部分に利益がでます。これが儲けになります。別に強制しているわけではないので、これはお客様が望んだことです。お客は商品を手にして満足する。売った方も儲けが出て満足します。誰も損していないのです。
お金を稼ぐとはどういうことだろう。例えば、レストランであればお客さんに食事を提供することだ。客はお金を払って=他の消費を犠牲にして食事を注文している。別に強制しているわけではないのでこれは客にとって望ましいことなはずだ。その食事は1000円だっとする。レストランはそれを1000円で自分から提供しているのだからそれで利益がでるはずだ。二人が自発的に取引を行っているということはそれが二人にとって望ましいということだ。
文章の構成及び内容は同一だ。1000円という数値例も一致している。強制の有無に関する指摘も同じだ。
商売の本質は社会をうまく回すシステムにあります。商品を作ることが出来る人と商品が欲しい人を結びつけるのです。商売は価値を生みだし、それを交換することで成立します。ビジネスが基本的には価値を作り出す=社会を豊かにすることは明らかです。
解消する非効率が全体のパイで、利益はその分け前だ。ないパイは分けられないので、ビジネスが基本的にはパイを作り出す=社会をよくするものなのは明らかだろう。
「パイ」が「価値」に、「よくする」が「豊かにする」になっているだけだ。
金儲けの一番簡単な方法は人々に望まれていることをすること
お金を稼ぐ一番簡単な方法は人々に望まれていることをすること
「お金を稼ぐ」が「金儲け」になっただけだ。
相手を騙して利益を得るようなことがあれば、それは犯罪となります。取引を強制するようなことはほとんどの場合が犯罪となります。強制的に物品を奪い取るのは強盗であり、金をだまし取るのは詐欺です。これらの行為は何も生産しないどころか、その過程で暴力のような価値自体を破壊します。また、社会を崩壊させるような麻薬取引や武器の密売などの商売も同様です。
レストランの話は客が自発的に食事を注文していることが前提だ。もしレストランがぼったくりだったら、悪いことだろう。しかし、ぼったくりが犯罪であるように、取引を強制することはほとんどの場合に犯罪となる。これは偶然ではない。自発的でない取引は一般に望ましくないので、それを犯罪としているのだ。強制的に物品を奪い取るのは強盗であり、金をだまし取るのは詐欺だ。これらの行為は何も生産しないどころか、その過程で暴力のようなパイ自体を壊す行動を伴う。
取引を強制することが犯罪になるという箇所や、強盗や詐欺への言及、まとめに至るまで「パイ」=「価値」のような言い換えがある程度でほぼ同じだ。
社会的に望ましくない商売は、割に合わないように社会で設計されている(していく)のです。犯罪に至りませんが、社会的に公平を保てない商品やサービスには高い税金が課されています。タバコや酒などは完全に禁止して取り締まるコストを支払うよりも、税金で適当なバランスをとったほうが社会を回すのに効率が良いからです。
だからそれは違法とされており、社会的に望ましくないビジネスは割に合わないように社会は作られている。犯罪にするほどではない場合には税金が課される。例えばタバコを吸うことは本人にとってはプラスなので完全に禁止するよりも税金で適当なバランスをとったほうがいいからだ。
最初の一文は「ビジネス」が「商売」に、「作られている」が「設計されている」になっているだけだ。タバコへの税金の箇所も同じだ。