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女性の出世は何故遅い

March 3rd, 2010

結構微妙な記事が多いHBSだが、女性の出世に関する面白いネタがあった。

Women in Management: Delusions of Progress

アメリカでは女性の社会進出は目覚しく、労働人口においても肩を並べている。しかし、社内での出世に関しては有意な差があるようだ。

Even after adjusting for years of work experience, industry, and region, Catalyst found that men started their careers at higher levels than women. [...] Among women and men without children living at home, men still started at higher levels.

その差は職務経験・産業・地域・子供の有無を調整しても変わらないとのこと。では何が原因なのか。面白い調査結果が挙げられている。

A quarter of the women in our study left their first job because of a difficult manager—nearly as many as those who moved on for more money (26%) or for a career change (27%). Only 16% of the men left because of a difficult manager.

最初の職を辞めた理由を調査したものだ。こちらも条件付されているのか分からないが、上司とうまくいかなかったという理由が男性に比べて多い。

Of course, these results suggest that women and men may be treated differently by their first managers.

とはいえ、ここから男女が上司に違う扱いをされているのはOf courseとか言われると何だろうか?という気にはなる。女性のほうが人間関係を重視するだけかもしれない(多分にありそうだ)。

Companies must acknowledge their failure on this front, learn why they haven’t succeeded, and come up with better programs to help talented women advance.

その挙句、企業はこの問題を解決して有能な女性の進出を助けなければならないとまで言われるとどうだろう。もし男女の出世における差が単なる差別に基づくものであるなら、差別されている人を優先的に雇う企業は競争で優位に立つはずなので市場にまかせておいてもいいはずだ。

などと少し真面目に考えてしまったものの:

Catalyst works with businesses and the professions to build inclusive workplaces and expand opportunities for women and business.

記事を書いた人たちは女性のための職場環境を整える団体にいるようで、この記事自体が単なる広告のようだ。何か悔しいが書いてしまったのでポストしてみた。

アメリカのボランティア参加

February 7th, 2010

アメリカ人のボランティア参加に関するデータがNYTで紹介されている:

Where Do You Volunteer? – Economix Blog – NYTimes.com

元データはBereau of Labor StatisticsのVolunteering on the rise: September 2008-September 2009だ。人口の26.8%がボランティアに参加しており、これは大体6,340万人ほどになる。2007年から上昇基調だ。不況のせいと考えられるが、参加が増えているのは不況による失業の比較的少ない女性で(注)、男性は横ばいとのこと。

参加しているボランティアの種類はパイチャートになっている:

宗教(Religious)が1/3以上を占めており印象的だ。

Among all volunteers, the demographic group most likely to report that they mainly volunteer for their religious organizations were those without a high school diploma. Among volunteers who didn’t graduate from high school, 47.1 percent say that they mainly volunteer for a religious organization.

宗教をボランティアの対象と選んだ人の割合は高校を卒業していない層で最も高く、なんと47.1%にのぼっている。日本で似たような統計はあるのだろうか。

(注)In a First, Women Surpass Men on U.S. Payrollsによると、史上始めて給与所得者数で女性が男性が上回ったとある。これは男性の方が景気に左右されやすい業種についているということもあるが、男女差が消滅しつつあるのは事実だ。

いい職場って何?

December 16th, 2009

どんな職場がこれからの世代に必要なのか。日本が追いつくのはまだ先だろうがアメリカの状況について丁度とってもわかりやすいエントリーがあったのでご紹介:

Announcing: Brazen Careerist Top 50 Places to Work | Penelope Trunk’s Brazen Careerist

1. Salary negotiations are over.

サラリーの交渉の時代は終わった。

Gen Y doesn’t consider salary to be a huge factor in choosing a place to work because Gen Y knows that salary data is public. The days when a company can screw you by underpaying you are over.

今やサラリーの情報は共有されている。どこの会社がどのポジションにいくら払っているかなんてネット上で調べることができる(注)。情報がオープンで労働者が仕事を選べるのであれば、サラリーは自動的に市場の水準になる。競争市場に近づいている。

日本ではいまだに成果主義の是非を論じている人が多数いるが、時代遅れもいいところだろう。成果主義は流動的な労働市場と組み合わせでなければ機能しないそして流動的な労働市場の行き着く先は市場による労働者の評価だ。「主義」のはいる余地はない。ものを売り買いするときに普通主義主張は登場しない。そういうことだ。日本でもこの方向性は変わらない。

(注)日本ではどこにあるのだろうか。これはビジネスになる。

2. Social entrepreneurship is stupid.

社会起業家なんてものはない。

It’s stupid because you don’t’ need to be calling yourself a social entrepreneur in order to save the world. We no longer divide the world into non-profit people who are do-gooders and for-profit people who are money-grubbers. We are all here to do good. After all, what else is worth living for?

これは最近社会起業家に関する論争「金儲け=悪」の話を絵で説明してみるビジネスをしてお金を稼いで社会のためになろうなどで繰り返し主張していることだ。営利が悪・非営利が善という時代は終わり(参考:非営利と営利との違い)、誰もが何か社会のためになることをしようとしている。逆に自分たちは社会起業家だと謳うことは、ものの捉え方が古いということだ。新しい優秀な人材を採用したいならやめたほうがいい。

3. Self-reported flexible workplaces are BS.

自称フレキシブルな職場なんて意味ない。

Flexibility is not something that Gen Y wants. It’s something everyone wants. The idea that we are going to run our lives around our work is ridiculous. It doesn’t work. We want to make each aspect of our life work well with the other aspects.

フレキシビリティは新しい世代の特徴ではなく、誰もが必要とするものだ。仕事が人生という生き方はうまくいかない。

In our Top 50 list we judge by how close a company gets to hiring 50% women. This is not scientifically proven, but it is true that while all demographics complain about inflexible hours, women will leave the company over it.

どの会社もフレキシビリティを主張しているのだから、言葉に耳を傾けてもしょうがない(みんなが欲しがっているならチープトークは何の情報も伝えない)。実際の行動をみる必要がある。その簡単な判定方法として女性の比率を挙げている。女性が多いかそれ自体が問題なのではなく、それで職場の環境を判定するのだ。これは非常に経済学的なものの見方だ。

実は金持ちほど共働き

December 8th, 2009

様々な統計を可視化して公開されているfut573さんのページから:

Willyさんから日本の保育園の実状を踏まえた素晴らしいコメントを頂いたの参照ください。

実は金持ちほど共働き率が高い? 収入階級別妻の有職率 – 情報の海の漂流者

以下のグラフは(世帯の)収入階級と妻の有職率とを比べたものだ。これは前々から見てみたいと思っていたグラフの一つだ:

income_spouse_work2002年から2008年のデータが使われているが期間の問題化トレンドは見えない。世帯収入あが上がるにつれ共働きの度合いが上がっている傾向は明らかだ(追記:共働き⇒世帯収入増という因果関係があるのは確かだがそれだけでは説明できないと感じたのでこの記事を書いた)。これは「結婚と市場」で書いたことと整合的だ。技術革新・市場の整備により、結婚の経済的性質は様変わりした。家事労働の負担は激減し、女性の市場での所得獲得能力は飛躍的に伸びたことで、女性が働かないことの機会費用は昔に比べ遥に高くなった。これは稼ぎの多い女性ほど高い。

ではそのような女性はどんな男性と結婚するか。それは同じような社会経済バックグラウンドを持った男性だろう。生産面での分業が必要ない以上結婚の価値は消費に移るからだ。もちろん、高所得の男性が理想的な女性と結婚して働くのを止めてもらうことは今でも当然あるだろう(注)。ただそのための費用は上がったのでそういう数は減るというだけだ。おそらく現在の所得階級区分の一番上は家計所得1500万以上だと思うがその程度だとまだ共働きで1000/750みたいなパターンが一般的なのだろう。該当する世帯が多く居住していると思われる都市部では1000万の収入でもう十分だから一人働けばいいとはいかないだろう。。3000万当たりまで区分を作って見れば有職率はまた下がっていくだろう。

ちなみに出典に挙げられている馬場さんの仮説は次のように要約されている:

  1. 労働市場において企業サイドが高学歴・フルタイムを優先して雇用している結果、低所得層の妻は働く場を制限されている
  2. 保育園が不足している。運良く保育園に入れたとしても妻が働いた分の大半が保育料に消えていく(働いても生活が楽にならない)

この仮説の面白いのは「制限」「不足」というネガティブな形容がなされているが、言っていること自体は悪いことでもなんでもないことだ。企業がより生産性の高い女性を雇用するのは当たり前だし、社会的にも望ましい。また保育園に入ったときに妻の所得が保育料に消えていくというのは、普通に解釈すれば妻の生産性が低いということであり、子供を保育園にいれるより自分で面倒をみるほうが効率的だということだ。自分の子供の面倒を見るのと他人の子供の面倒を見ることの差を考えれば不思議なことではない。

結婚と市場

レイプのパターンを考える

December 4th, 2009

ミニスカでレイプが起きることはほぼありえず、仮にあるとしても費用面でミニスカが悪いというのは非効率であることは述べた(ミニスカートが悪いのかミニスカとシグナリング)。では性衝動が原因でないなら何故レイプが起こるのかと少し考えてみた。

以下、被害者と会話したわけでも、犯罪に関する統計を見たわけでもなく、単なる思考実験であることを断っておく。

とりあえず思いついたものを列挙しよう:

  • 屋外で見知らぬ人間相手になされるケース
  • 親族など力関係が確立しているケース
  • 恋人・デート相手のケース
  • 取り締まりの不備を逆手にとったケース
  • 友人のケース

屋外で見知らぬ人間相手になされるケース

最もわかりやすいケースでレイプといったときに最初に想定されるものだろう。これは犯罪の種類としては強盗と同じで、その対策もまた変わらない。取り締まりにより逮捕確率を上げ、法律によるペナルティーを上げれば減る(但し極端なペナルティーにすると被害者を事後に殺害するインセンティブが生じるので望ましくない)。明白な証拠を残すレイプは捕まる可能性が高く、刑罰も重いのでこのパターンのレイプは少ないはずだ。ただレイプされたことが周囲に知られることを恐れたり、精神的ショックが強かったりして、適切な通報を行わないことがあり得るので如何にそれを解決するかが重要だ。

親族など力関係が確立しているケース

これはドメスティック・バイオレンスと同じだ(参考:計算された暴力)。対象は主に力のない未成年であり、最も対策が困難なパターンだ。それゆえに実際に発生している数ではこれが非常に多いはずだ。捕まるリスクが小さいほど犯罪は増える。被害者には完全に何のコントロール(注)もなく、教育機関など政府の関与が必要だろう。ただプライバシーと公権力との関係もあり、簡単な解決策はない(例えば、統計的に高リスクな世帯は特定できるが、その情報を用いて予防・発見を図るのは許されるかなど)。

(注)責任という言葉を避けるためにコントロールとした。これは責任という単語が事後的なペナルティーを含意するためだ。正確には、被害者は犯罪が生じる確率に影響を及ぼす行動を取れないということだ。そういった被害者に事後的なペナルティーを課すことには意味がないので通常何の責任もないとされるが、事後的なペナルティーと行動と結果との関連というのは区別すべき概念である。これは複数の主体の行動が問題(犯罪とは限らない)の発生確率に影響する場合に特に重要だ(参考:ミニスカートが悪いのか)。

恋人・デート相手のケース

これはミニスカとシグナリングの最後にふれた女性によるスクリーニングの問題だ:

ただ、男女の場合に複雑なのは女性がセクシャリティを出す場合、それをシグナルではなくスクリーニングの手段として使っていることが多いことだろう。つまり、男性が自分のシグナル、例えば興味をみせるモーション、にどう対応するかを観察することで男性の質を推定するということだ。

女性は男性の質に関する完全な情報を有していないので、男性の行動からその価値を推定する。これは企業が面接の時に答えのない質問をしてその反応を見るのと同じだ。社会的に支持されており、他の女性からも好まれている望ましい男性は誘うようなシグナルに対して積極的に行動する。これは普段から積極的行動をとっても問題ないほどに他の人間からも受け入れられているからであり、その男性が社会的に強い立場にあることを意味する。逆に社会的に弱い立場の男性は拒絶されることを恐れて行動をとれない。女性は男性のこの行動における差と社会的な立場との関係を利用するわけだ。

女性がスクリーニングを行うのは何ら不思議なことではない。人類は女性が出産のコストを負担する生物なので、女性が適切な相手を慎重に選ぶのは当然だ。これは進化論的に説明できるので、必ずしも意識的である必要はなく、現実にもみんなが計算して行動しているようには見えない。もちろんこれが女性の選択基準の全てだと言っているわけでも(当然)ない。

このスクリーニング行動は現実には非常に複雑なメカニズムを取る。そうでなければ、男性にとって無根拠な自信を抱いて常に積極行動することが支配戦略=常に望ましい行動になり、スクリーニングの意味をなさないからだ(まあ実際には無根拠でも自信を抱くのは平均的に有利な戦略のように見えるが)。

この行動がレイプと関係するのは、メカニズムが複雑なため、女性が男性の質を確認して許可を出すまえに男性が勇み足で手を出してしまうことがありえるからだ。女性が男性を家にいれたときに発生するレイプなんかがこれに当たる。男性が過去の経験から家に上げるという行為をスクリーニングの一種と解釈し、積極行動=性行為に臨むわけだ。しかし女性がそうだと考えている証拠はないし(単にペットに対する行動を観察したいだけかもしれない)、女性は自分がどんなスクリーニングをしているかを男性に気づかせない。知られていないほうが効率的だからだ(成績をスクリーニングに使っていると知られると、欲しくない学生も成績維持に労力を払うようになり成績のスクリーニング・デバイスとしての価値が減少するのと同じだ)。

このケースを一段と複雑にするのは女性が性行為に及ぶことを許可している場合でもそれを直接相手に知らせないことが多いことだ。これは男性側のスクリーニングの影響だ。男性は一般に誰とでも寝る女性を避ける。男性は生まれた子供が自分の子供であると確認する手段が(現代までは)なく、そういった感情がなければ進化論的に不利となるので当然だろう。男性はこれを性行為に及ぶ際の女性の行動、どれだけ簡単か、で女性の質を判定する

このこと自体は女性によく知られており、男性が行為に及ぶ際にとりあえず拒否する。問題は男性側からみてそれが本当に拒否しているのか、実際には拒否していないが尻の軽い女だと思われないためににポーズをとっているのかが分かりにくいことだ。どちらでも同じシグナル=拒否を送るためそのシグナルの情報量がなくなるわけだ。

もちろん、後者の場合男性は待つ「べき」なのだろうが、上記の女性側のスクリーニングという側面もある(ちょっとだめな素振りをしたら何もしないチキンな男と判断される可能性がある)ため、男性が女性の本心を確認せずに強引に行動してしまうことがありえる。そして判断が間違っていた場合にはレイプとなる。

このタイプのレイプもまた非常に防ぐの困難だ。そもそも当事者の間の情報の非対称が原因なので、第三者である警察・司法に男性の行動が不適切であったかを判定する能力がない。女性の証言だけでレイプがどうかを判定するのも不可能だ。そうすると、女性は男性を脅すことができるようになり、それを恐れる男性は女性に近づかなくなる。これは両者にとってマイナスであり社会的に望ましくない。

取り締まりの不備を逆手にとったケース

これは上のケースにおける取り締まりの困難さを逆手にとった非常に悪質なパターンだ。情報の齟齬が原因でおきるレイプの場合、警察・司法の判定能力に問題があるため、通常何らかの恣意的な基準で運用される。恋人関係の場合はレイプとはみなさないとか、夜に家にあげたんだからレイプとはみなさないとかいう基準だ(注)。

これ自体は仕方のないことだが、一度その基準が確立されてしまうとそれを逆手にとって行動する人間が現れる。女性が明らかに性行為に臨む意志を持っていない場合でも家に上がった途端にレイプする場合や、家で酒を飲んだときにレイプする場合だ。目撃者もいないので取り締まりは難しい。この場合加害者は顔見知りとなる。そうでなければ自然な形で家にあがったり酒を飲んだりすることはないからだ。

これは男性が自分の行動が女性の意志に反していることを認識している点、目的が単なる性行為である点で上のケースとは異なる。通常のデートのケースでは、男性の目的は性行為それ自体が目的ではなくメーティングだ。よって女性の意志に反して行為に及ぶのは男性にとっても望ましくなく、意図的にレイプ=女性の合意なしに性行為に及ぶことはない。

既に指摘したように、この問題は情報の非対称が原因なので犯罪の特定が困難だがこのような悪質なケースは取り締まっていく必要があるだろう。可能性としては、女性からレイプだと複数に渡り訴えられている場合には綿密に調査することが考えられる(別に複数でなければ捜査しないということではない)。通常のデートであればレイプを意図しているわけではないので繰り返し起きること考え辛いからだ。

(注)先のミニスカの話はこの基準がどこかという問題だろう。これがミニスカだと女性の行動が激しく制限されるが、判定は簡単だ。家に入れるだと、ミニスカよりはマシだがやはり女性の行動は制限される。男性を家に上げるという行為が難しくなるためだ。しかし、女性が口頭で許可しない場合とすると女性の行動の自由は非常に広がるが、前述したようにレイプの判定は非常に難しくなるし、女性が悪用する可能性がある。基準設定には微妙なさじ加減が必要だ(しかもその基準は曖昧さを残していなければ簡単に悪用される)。

友人のケース

友人がレイプの加害者になることもありうる(「友人」にあたる人間が上のように意図的に行為に及ぶケースは除く)。「恋人・デート相手のケース」と同様情報の齟齬が原因だが、これは女性側の意図が異なる。後者の場合、女性が好意を示すシグナルを送るのは相手が性行為をするに適当な男性かをスクリーニングするためだ。レイプが発生するのはそのやりとりに齟齬が生じた場合に過ぎない。それに対して前者の場合、女性がシグナルを送るのは男性を査定しているからではない相手は既に「友達」なのであって査定は終了しているからだ。これは女性が「友達」と考えている男性が「勘違い」して行為に臨むケースだ(注)。

では何故女性が査定の終わった男性にスクリーニング用のシグナルを送るのか。それは女性にとって有利な行動を男性にさせるためだ。女性はスクリーニングの過程で男性に資力があり、それを自分に使う気があるかをみる。その一番簡単な方法は実際に資源を割かせることだ。女性はこの構造を逆手にとって興味のない男性から有利な行動を引き出すことができる(物品である必要はない)。しかし、そのためには男性に自分がまだスクリーニングの過程であること=興味があることを匂わせる必要があり、真相に気づかない男性が勘違いしてレイプに及ぶわけだ。

ただこのケースはそこまで多くないと思われる。「友達」扱いされる人間は女性にとって望ましくないとされた男性であり、「恋人・デート相手のケース」で述べたように、そういう男性は積極行動を取れないことが多いからだ。

(注)女性が「友達」だと認定しているということは相手が一般に望ましくない男性だということだ。そういった男性は男女関係に疎いので「勘違い」が発生するのは想像に難くないし、女性からみると有利な行動を引き出すのが簡単だ。資源を要求するのは相手の資力を見るという意味もあるが、スクリーニングとしての側面もある。資源を提供するのは資力があることを意味すると同時に、「貢ぐ」という意味で価値の低さを表すからだ。望ましいとされない男性はそういった価値の低さを表す行動を取りがちだ。

まとめ

以上思いついたことを述べたが、どれも非常に複雑なプロセスによってレイプが発生しうるため対策が非常に困難なのは否めない。「取り締まりの不備を逆手にとったケース」が特に悪質だが同時に対処が難しい。しかし道徳や自己責任を持ち出しても問題が解決しないのは明らかで、より冷静な議論が望まれる。

P.S. どうも何となく書き始めると大作になる傾向が。膨らませれば簡単に学部のレポートぐらいにはなるなぁ。数えたら原稿用紙十二枚以上ある。。。